◆MRI検査について

□ドイツシーメンス社製超伝導MRI装置について

ドイツに本社をおこうシーメンス社製の高性能MRIを導入しております。たいへん強い磁場(1.5T :地磁気の33,000倍の強度)を発生する超地場超伝導磁石を利用することにより、高速で、さらに高精細な画像診断が可能となりました。頭部の小さな病変(腫瘍、梗塞など)や血管の状態、整形外科領域や頭部などの全身の検査診断が可能です。

 

□MRI検査に関して

MRI検査とは、磁場を利用して体内の様子を画像化するものです。解剖学的、質的診断に極めて有効な検査です。放射線を使用していませんので、被ばくの心配がありません。検査中は大きな音がしますが、仰向けで寝ているだけなので、無理なく苦痛のない検査が行えます。また、撮影したい病変/部位に応じて様々な撮影が行えます。

右図は、左上から順に「首(側面)」「腰」「骨髄」、左下から順に「首(断面)」「脚」「肩」のMRI画像です。

◆脳ドック

脳ドックは無症状あるいは未発達の脳や脳血管疾患を発見し、それらの発症や進行を防止することを目的としています。頭部MRIで、死亡リスクの高いくも膜下出血、脳梗塞、脳出血および、頭部・頸部MRIで血管の凶作や脳動脈瘤、血管異常などの病変の兆候がないかを調べます。

血縁に脳卒中の人がいる方、高血圧・糖尿病・脂質代謝異常・肥満・喫煙などの危険因子のある中・高年の方に受診をおすすめ致します。検査後には、脳神経外科専門医が検査結果を直接面談してお伝え致します。

脳ドック検査について詳しくはこちら

◆CT検査について

□ドイツシーメンス社製 最新鋭16列マルチスライスCT検査装置について

当院では従来のCT装置と比べて超低被ばく撮影を可能とした最新鋭の高性能16列マルチスライスCT装置を導入しております。病気の早期発見や精密診断が可能です。

□16列マルチスライスCT検査の特徴
・一度に広範囲のCT検査を行う事が可能
・最新のX線被ばく低減技術を搭載しているため、安心してCT検査を受けていただくことが可能
・高精細な16断面の画像データ収集により、これまでの輪切り画像だけでなく、任意の角度の断画像や3次元画像での画像評価

◆骨密度測定

骨折すると多大な苦痛が強いられる脊椎部・大腿骨部の骨密度を直接測定することができます。測定時間は5~10分程度で終わります。測定結果は当日、診察にて専門医より直接面談にてご説明いたします。お気軽に当院スタッフまでお申し付けください。

骨密度測定について詳しくはこちら

◆レントゲン検査

手足や首、肩の痛み、腰痛や膝痛といった症状に対し、骨の状態を知ることができます。また当院のレントゲン撮影装置は、透視撮影も可能なためブロック注射などの透視下検査を行う事ができます。