骨粗しょう症外来
骨粗しょう症とは骨のカルシウム量が少なくなることで、骨がもろくなり骨折しやすくなってしまう骨の病気です。
骨粗しょう症で骨がもろくなってしまうと、つまずいて手をついたり、くしゃみをしたり、尻もちをついたりなど「こんなことで?」と思うような少しの衝撃で骨折してしまう可能性が高くなってしまいます。骨粗しょう症による骨折が原因で寝たきりや介護が必要になったりすることも少なくありません。
このように骨粗しょう症は生活に支障をきたしてしまうリスクが高い病気ですが、自覚症状がほとんどないことが多いため、定期的に骨密度検査を行い自身の骨の状態をチェックすることが大切です。
骨粗しょう症の原因は?
骨粗しょう症は、加齢や遺伝的な体質、偏食、極端なダイエットで痩せている、喫煙や飲酒、運動不足などが原因として考えられています。
また、骨粗しょう症は閉経後の女性ホルモンの変化による影響で50代以上の女性に特に多い病気とされています。それ以外にも関節リウマチや糖尿病、ステロイド薬の長期服用なども骨粗しょう症の原因の1つとして考えられています。
骨粗しょう症の原因として考えられているもの
- 加齢
- 遺伝
- 食事や運動といった生活習慣
- 喫煙や飲酒
- ダイエット
- 関節リウマチや糖尿病といった特定の病気
- ステロイド薬など薬の副作用
骨の状態を知ることが大切
人間の骨は通常20代前後で一番丈夫になるので、加齢によって骨密度が低下し、骨がもろくなってしまうことはある程度仕方のないことではありますが、できる限り早いうちから食事や運動に気を配ることで骨密度の減少は抑えることができます。
また、仮に骨粗しょう症と診断された場合でも現在は数種類の骨粗しょう症に対するお薬(注射薬等)が出ていますので治療していくことが可能です。
ひばりクリニックではDEXA法による骨密度測定が可能な機器を導入しておりますので、骨粗しょう症によるQOL(生活の質)の低下を防ぐためにも定期的な骨密度測定をご検討下さい。
特に最近次のようなことを感じる方はぜひ当院へご相談下さい。
- 背が縮んだように感じる
- 背中や腰が曲がったように感じる
- 背中や腰の痛くて体が動かしづらい
- 腰痛で病院にかかったが、レントゲンでは異常はないと言われた