脳神経外科

脳ドック

脳卒中(脳梗塞や脳出血)・動脈硬化が気になる方に

当院の脳ドックでは、死亡リスクの高いくも膜下出血や脳梗塞、脳出血などの病変、血管の狭窄や動脈瘤、血流の異常などの兆候がないか頭部MRI・MRAを始めとする検査を行い、約1時間ほどで結果をお伝えできます。

脳ドックとは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など「脳卒中」に関する検査を行うことです。一般的な人間ドックでは、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病の兆候を検査しますが、前述した脳卒中について調べるための検査はほとんど行われていません。しかし、脳卒中は日本人の死亡原因の中でも上位の疾患であり、その兆候を早い段階で発見することはとても重要です。
ひばりクリニックでは、脳卒中や脳腫瘍、動脈瘤や血管狭窄などの脳の異常を頭部MRI・MRAをはじめ血圧測定や認知機能検査を行い、脳神経外科医が脳の状態を診断致します。

頭痛やめまい、体のしびれといった自覚症状がない方でも、脳卒中や動脈硬化が気になる方は一度医療機関で脳ドックを行い自身の脳の状態を知っておくといいでしょう。特に50歳以上の方(「勤労者世代における脳卒中の実態:全国労災病院患者統計から」)や血縁者に脳卒中の人がいる方、肥満・高血圧・脂質異常・糖尿病の方、喫煙・飲酒の習慣がある方は脳ドックを行うことをおすすめします。

なお、脳ドックで調べられる脳疾患には無症候性脳梗塞、未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、脳出血、脳動静脈奇形、もやもや病などがあります。

ひばりクリニックでは1.5テスラのMRIを導入しており、脳ドックではMRIを用いて頭部を詳しく撮影します。頭部MRI検査では、脳腫瘍や脳梗塞、脳出血といった病変の有無を調べることができます。数種類の画像を撮影することにより、自覚症状がない場合でも病気の兆候があるかどうかを知ることが可能です。

脳ドックでは頭部MRIの撮影だけでなく頭部MRA(脳血管撮影)も合わせて行っております。この頭部MRA検査ではCT検査やアンギオグラフィーでの血管撮影とは違い、造影剤を使用することなく血管の撮影を行うことができます。頭部MRA検査で検出することができる病変には、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤、脳血管の狭窄や閉塞、脳動静脈奇形、もやもや病といったものが挙げられます。

ひばりクリニックでは検査当日(受付から約1時間程度)に脳神経外科医から脳ドックの検査結果をご説明し、報告書をお渡しできますのでその場で自身の脳の状態を知ることが可能です。なお、脳ドックは完全予約制になりますので検査をご希望の際はお電話にてご連絡下さい。また、「脳ドックを受けるにあたって」をご確認いただき、問診票をご記入の上お持ちいただきますと当日スムーズに受診いただけます。

脳ドックを受けるにあたって


問診票


料金:25,300円(税込)