脳神経外科

頭痛外来

なかなか治らない頭痛にお悩みの方

慢性頭痛の診療ガイドラインによれば、片頭痛患者の約70%は医療機関を受診したことがなく、約50%は市販薬のみを服用しているとされています。また、診療を受けた経験がある患者でも正確な判断や適切な治療を受けていない場合が少なくなく、この背景として、頭部画像検査で異常がないことを確認するのみで診断が十分でないことや頭痛治療の知識が不十分であることなどが指摘されています。頭痛発作は日常生活で多大な支障をきたします。頭痛外来は適正な診断・治療を行い、患者さんの日常生活が改善することを目的としています。

頭痛外来では頭痛がいつから生じているか、どのような性質なのかをお聞きし、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査を行っています。つらい頭痛の代表格である片頭痛については年齢や頭痛の頻度・程度に応じて、鎮痛薬・片頭痛の専用薬や予防薬・漢方薬などを用いて、その方に適した薬剤での治療を行っています。市販の鎮痛剤の使い過ぎで頭痛が悪化してしまっている方には頭痛予防薬をベースとした治療を行います。また、ひどい肩こりや首のこりからの頭痛では神経ブロックやトリガーポイントブロック、筋膜リリース注射や頚部・肩部を中心としたリハビリなどを行っています。

頭痛の中には耐え難い痛みが連日生じる群発頭痛やその他の三叉神経・自律神経性頭痛、運動・性行為などで誘発される頭痛、起立性頭痛が特徴の低髄圧症候群など特別な治療が必要となる頭痛があります。今までの経験したことのない頭痛、いつもとは異なる性質の頭痛、長引く頭痛などについてはご相談ください。